こんにちは!
前回は「家に住むか?土地に住むか?」を考えようというお話をしましたが、「どっちも妥協したくない」「決めかねている」という方も多いかと思います。
どちらを重視するか決まっていない場合は、まず「お金」について考えてみましょう!「家づくりにいくらお金を使うのか?」「いくらお金を借りられるのか?」「毎月どれくらい返済するのか?」ということです。
よくお客さまに「月々いくら住宅ローンを返済していく予定ですか?」とお伺いすると、「家賃ぐらいかな?」というお答えをいただきます。でも、「今の家賃がこれくらいだから」となんとなく月々の返済金額を決めてしまうのは危険です!
お子さまがいらっしゃるご家庭なら、これから生活費や学費がかかってくるでしょう。予想外の出費は多いものです!家を建てる段階ではなかなか将来のことは予測しづらいです。
家に快適に住める前提条件は「住宅ローンの返済が負担なくできている」こと。だいたい、年間の返済額が世帯年収の15%以下であれば負担感は少ないというのが我々の経験則としてあります。年収の3割以上になってしまうと相当負担が大きく、「家のために生きている」という状態になっていると言えます。
まず重要なのは資金計画。総予算はいくらで、住宅ローンでいくら賄って、いくら返していくのかを十分シミュレーションした上で考えましょう。資金計画が明確になれば、「家に住むか?土地に住むか?」ということも決められるようになるかと思います。