TOTONOI BLOG整居ブログ

2025.10.22
ロウリュとアウフグースの違い|フィンランド式とドイツ式サウナの魅力

みなさ~ん、ととのってますか~?(マグ万平風)
サウナばん長こと営業の坂です。

さて、サウナ好きの間でよく耳にする「ロウリュ」と「アウフグース」。
どちらも“熱波”を楽しむ文化ですが、そのルーツや意味には大きな違いがあることご存じでしたか?

実は、この違いを知るとサウナの奥深さがより感じられます。

ロウリュ──フィンランドの静寂と癒しのサウナ文化

ロウリュ(Loyly)はフィンランド発祥の伝統的な蒸気浴で、熱したサウナストーンに水をかけ、立ち上る蒸気で体と心を温めます。

フィンランド語で“ロウリュ”は「サウナの精霊」「魂の蒸気」という意味なんです。
静かな空間の中で蒸気を分かち合い、自然や自分と向き合う時間として大切にされてきました。

ロウリュの魅力は、派手さではなく静けさと深い癒し。
まさに「整う」という言葉がぴったりの体験です。

アウフグース──ドイツが生んだ熱波のエンターテイメント

一方のアウフグース(Aufguss)はドイツで発展したサウナ文化。

ストーンにアロマ水をかけたあと、スタッフ(熱波師)がタオルを振って、利用者一人ひとりに蒸気を仰ぐ“熱波ショー”として親しまれています。

音楽や照明を取り入れた演出も多く、サウナを通じて人との一体感や高揚感を楽しむのがアウフグースの魅力です。

“整う”を深める二つの文化

ロウリュは静けさの中で自分と向き合う時間。
アウフグースは熱波を通して人とつながる時間。
どちらもサウナを通じて「心を整える」ための大切な文化です。

その日の気分に合わせて、静かにロウリュを楽しむもよし、アウフグースの熱波でエネルギーを取り戻すもよし。

サウナの背景を知ることで、整いの時間がより深く豊かに感じられるはずです。

編集後記

個人的には、いつか鮭山未菜美さん、井上勝正さん、エレガント渡会さんの熱波を体験してみたいと思っています。

それぞれの個性と世界観が作り出す“熱波のアート”を、いつか自分の五感で味わってみたい――。

そんな憧れもまた、サウナの楽しみの一つですね。

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